省エネリフォーム例-2

この事例は、北海道苫小牧市に建つ住宅について、暖房システムの更新と基礎・天井・玄関廻りの省エネルギー性能を向上させたものです。
○断熱する部位と躯体の断熱性の向上について
この住宅は、天井にグラスウール10K100mm、外壁・床にはロックウール50mmが施工されていました。
これに対し、天井に桁下合板気密工法でブローインググラスウールを施工し、外壁は付加断熱を行わずそのまま気密層としました。また、床は基礎断熱とし、基礎のベース上端まで断熱材を施工しました。

耐震性を向上するリフォームのプラン
コスト
基礎工事625,764円
小屋裏工事1,017,411円
玄関工事160,000円
合計1,803,175円
熱損失係数
従前3.356W/m2
従後2.343W/m2
気密性能調査 隙間相当面積
従前9.424cm2/m2
従後 4.822cm2/m2

出典:新木造住宅技術研究協議会 技術情報第26号

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