部位別  (テーマ別リフォーム事例)

新たな障害を取り除く方法

第19回 高齢者・身障者部門 部門優秀賞 2002年

北海道札幌市東区
構造鉄骨系プレハブ造
築後年数21年
総工事費103万円
(該当部分工事費 75万円)
総工事床面積12m²  (該当工事面積 2m²)
居住者構成 大人: 4人
リフォームの動機

ご長男がスポーツ事故で、突然下半身不随になってしまう。病院退院後の自宅での生活に発生した障害の壁を乗り越える必要から、今回のリフォームを行う。

設計・施工の工夫

注意した点はこの設備を必要とする方が20代、身長180以上の男性であったということ。上半身は力があるので、横方向の移動時に使われるカウンターの耐加重200kgと設定し、また移動中に支柱板が外れないよう溝・臍をつけて対処。

横方向の移動時に背中が擦れないよう背板を高くとった。これは既存建物が鉄骨系プレハブ住宅の為、下地スタットに強度的な期待が出来ず、タッピングを多く利かせてカウンター全体に剛性能を上げることにも寄与している。

設計者:(株)ホームトピア
施工者:(株)ホームトピア

リフォーム前:平面図 リフォーム後:平面図
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