Step3 契約〜着工前段階の相談
解約(違約)金が高すぎる

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事例
リフォームの設計内容が要望を満たしていないので断わったところ違約金として100万円を請求された。500万円ほどのリフォームの設計を依頼したのだが、まともな図面も作成せずに違約金が100万円とはあまりにも高い。違約金についての規定のようなものはあるのか?

コメント

  • リフォーム工事の契約後に解約したことに対する違約金について法的な規定というものは特にない。ケースバイケースであり、違約金ゼロの場合もあれば工事費の80%程度を違約金として請求されることもある(※訪問販売業者の中には違約金規定を設けているところが比較的多い)。
  • 本事例は設計についての解約である。通常、設計料は工事費の8〜15%であり、工事費500万円程度の物件を設計した場合、支払われる設計料は上限で75万円程度であり、100万円というのは常識外れの解約金といえる。こうしたトラブルに備え、設計についても契約書を取り交しておくことが必要である。

対策

  • 工事予算500万円程度の物件に対し、設計の解約金100万円は常識外れの金額である。この常識外れの金額に対して注文をつけるのは当然である。
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