子供の成長に合わせて (テーマ別リフォーム事例)
隣同士の気配が感じられる子供部屋
そろそろ年頃の4人の子供達のためのリフォーム。高さ1.8mの間仕切りだけ というのもほほえましいが、子供達の望みによる。屋根裏部屋は両親の部屋だ が、子供達にも開放されている所が、この家の雰囲気が分かって良い。
構造 | 在来木造 |
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築後年数 | 73年 |
総工事費 | 1,000万円 (該当部分工事費 1,000万円) |
総工事床面積 | 126m² (該当工事面積 126m²) |
居住者構成 | 15歳以上65歳未満: 2人 15歳未満: 4人 |
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約35年前まで郵便局として使われていた建物を外観はほぼそのままで8年前に住宅としてリフォーム。(主に1階を)最初は長男と両親の3人家族でした。
そして現在、男子2、女子2の4人兄弟と両親の6人家族。ご両親の考えで、今まで子供部屋という個室はあえて無く、リビングダイニングの横の長いカウンターが勉強机。寝室も2階の21帖の部屋で、6人が「川」の字(×2)になって仲睦まじく寝てました。
そんな子供達も長男は中学2年生、女の子もそろそろ年頃、子供部屋が欲しくなってきました。
みんなで家族会議。子供達からは、いろいろな意見が出たそうですが、共通して、隣の気配が感じられるような個室がほしいということでした。
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2階は結構広いのですが、4人分の子供部屋と両親の寝室+納戸となると、面積が足りません。柱と梁だらけの屋根裏を何とか使えるようにとの要望に困惑と同時に、悪条件になればなるほどやりがいを感じる、設計する者特有の意欲を感じたことでした。
設計者:川崎建築設計室 (担当 川崎 貴覚)
施工者:村山建築 (担当 村山 勉)